本情報は仙台管区気象台発表の寒候期予報内容をお知らせします.





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日本の冬(12〜2 月)の気温変動に大きく影響する北半球循環場の卓越パターンは、北極付近と日本付近の中緯度で逆の変動となる。卓越パターンの強さを示す指数が正の場合、北極付近で高度が低く、日本付近の高度は高くなり寒気が入りにくい。負の場合、北極付近で高度が高く、日本付近の高度は低くなり寒気が入りやすい。このため、卓越パターンの変動と日本の冬平均気温には正の相関があり、特に東北地方を含む北日本ほど明瞭である。1990 年前後の暖冬が続いた時期は指数が大きな正の値だったが、寒冬となった一昨年は15 年ぶりに低い値となった。昨年は暖冬だったが、12 月は顕著な低温となり指数は大きくなかった。 5 年移動平均した指数は、長期的に見ると上昇傾向にあるが、10 数年程度の周期変動も見られ、最近は平年並だが下降傾向あるいは低極にあると考えられる。このため、今年の冬も北日本を中心に一時的に寒気の影響を受ける可能性がある。 |
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