2003年仙台管区気象台発表予報

2月28日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.

○2月28日発表 1ヶ月予報(3月1日から3月28日)
<予想される向こう1か月の天候>
 向こう1か月の可能性の大きな天候は以下のとおりです。
 天気は概ね周期的に変化しますが、期間の前半は気圧の谷の通過後冬型の気圧配置となるでしょう。東北日本海側は、期間の前半曇りや雪または雨の日が多く、後半晴れの日が多いでしょう。東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
 向こう1か月の気温は平年並か高い、降水量は平年並、日照時間は平年並でしょう。
 週別の気温は、1週目は平年並、2週目は低い、3〜4週目は平年並か高い見込みです。

<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

<気温経過の各階級の確率(%)>

気温経過の各等級の確率(%)

1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:3月1日(土)〜3月28日(金)
 天気は概ね周期的に変化しますが、期間の前半は気圧の谷の通過後冬型の気圧配置となるでしょう。東北日本海側は、期間の前半曇りや雪または雨の日が多く、後半晴れの日が多いでしょう。東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
 平均気温は平年並か高いでしょう。

1週目:3月1日(土)〜3月7日(金)
 期間の初めと終わりに気圧の谷の影響で天気のくずれる所があるでしょう。期間の中頃は冬型の気圧配置となるため、東北日本海側中心に雪が降り、東北太平洋側では概ね晴れるでしょう。
 平均気温は平年並でしょう。

2週目:3月8日(土)〜3月14日(金)
 気圧の谷の通過後は冬型の気圧配置が続き、平年に比べ、東北日本海側は曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は晴れの日が多い見込みです。
 平均気温は低いでしょう。

3〜4週目:3月15日(土)〜3月28日(金)
 天気は概ね周期的に変化し、東北地方は晴れの日が多い見込みです。
 平均気温は平年並か高いでしょう。

2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
 数値予報による週別の気温は、1 週目「平年並」、2 週目「低い」、3〜4 週目「平年並」を予測している。予報は、その他の資料から3〜4 週目を「平年並か高い」に変更するほかは、数値予報どおりとする。
 なお、数値予報の信頼度は大きい。

東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
 月平均で見ると、大陸から日本にかけては正偏差が広がるが、日本の東海上は広く負偏差となり、東北地方も負偏差に覆われる。偏西風の流れは日本の東が谷場(東谷)になっており、寒気の影響を受ける時期がある見込み。
 週別(図略)では、2 週目まで日本付近に負偏差が広がり、寒気の影響を受けやすい。3〜4 週目は、日本付近広く正偏差に覆われ、寒気の南下は弱く、天気は概ね周期変化する見込み。

・地上気圧と降水量
 月平均で見ると、日本付近は平年と同様の冬型の気圧配置となっている。ただし、等圧線の間隔は広がってきており、天気は周期変化が基調となる見込み。また、日本の南岸にまとまった降水域が予想される。
 週別(図略)では、1 週目に日本の南岸の低圧部が明瞭だが、東北地方は冬型の気圧配置となる。2 週目は、日本付近の冬型の気圧配置が平年より強く、寒気の影響を受けやすい。3〜4 週目は、日本付近の等圧線の間隔が広がり、天気は概ね周期変化する見込み。

最近1週間(2月21日〜2月27日)の天候の経過
 この期間、天気は短い周期で変化したが、晴れの日が多かった。
 また、東北北部は寒気の影響を受け易く、気温は平年を下回る日が多かった。特に、20〜21日は日本の南岸を発達しながら通過した低気圧の影響で、東北太平洋側の北部沿岸では湿った大雪となり、船舶被害や停電等が発生した。
 平均気温は、東北北部で平年差-1.3℃と低く、東北南部で平年差+0.2℃と平年並だった。降水量は、東北北部で平年比100%と平年並、東北南部で平年比33%と少なかった。日照時間は、東北日本海側で平年比134%と多く、東北太平洋側で平年比80%と少なかった。

 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域-0.564102
日本海側-0.166134
太平洋側-0.86380
東北北部-1.3100106
東北南部+0.23399

 
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