2003年仙台管区気象台発表予報
3月7日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○3月7日発表 1ヶ月予報(3月8日から4月7日)
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の可能性の大きな天候は以下のとおりです。
期間の前半は、西高東低の冬型の気圧配置となる日が多く、東北日本海側は曇りや雪または雨、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。期間の後半は、天気は概ね周期的に変化する見込みです。
向こう1か月の気温は平年並か低い、降水量は平年並、日照時間は平年並でしょう。
週別の気温は、1週目は低い、2週目は平年並か低い、3〜4週目は平年並の見込みです。
<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
<気温経過の各階級の確率(%)>
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:3月8日(土)〜4月7日(金)
期間の前半は、西高東低の冬型の気圧配置となる日が多く、東北日本海側は曇りや雪または雨、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。期間の後半は、天気は概ね周期的に変化する見込みです。
平均気温は平年並か低いでしょう。
1週目:3月8日(土)〜3月14日(金)
明日(8 日)は発達した低気圧の影響で荒れた天気となるでしょう。その後は冬型の気圧配置となり、東北日本海側を中心に曇りや雪の日が多いですが、東北太平洋側では概ね晴れる見込みです。
平均気温は低いでしょう。
2週目:3月15日(土)〜3月21日(金)
気圧の谷の通過後は一時的に冬型の気圧配置となり、東北日本海側は曇りや雪または雨の日が多いでしょう。東北太平洋側では平年同様晴れの日が多い見込みです。
平均気温は平年並か低いでしょう。
3〜4週目:3月22日(土)〜4月4日(金)
天気は概ね周期的に変化するでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1 週目と2 週目が「低い」、3〜4 週目が「平年並」を予測している。予報は、その他の資料から2 週目を「平年並か低い」に変更するほかは、数値予報どおりとする。
なお、数値予報の信頼度は大きい。
予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
月平均で見ると、東シベリア〜カムチャツカ半島付近が正偏差、日本付近〜日本の東海上は広く負偏差となる予想で、東北地方は寒気の影響を受ける時期がある見込み。
週別(図略)では、各週とも概ね月平均に近い偏差分布となっているが、東北地方周辺の負偏差が特に大きいのは1 週目。
・地上気圧と降水量
月平均で見ると、日本の南岸から東海上にまとまった降水域が伸びる。また、日本の西側が高く東側が低い冬型の気圧配置がこの時期としては明瞭に現われており、期間の前半は冬型の天気分布が現われやすい見込み。
週別(図略)では、冬型の気圧配置は1週目に最も明瞭で、降水域も東北地方では日本海側を中心に予想されている。2 週目に、月平均とほぼ同様の気圧分布となった後、3〜4 週目は日本付近の等圧線はまばらとなり、天気は概ね周期変化する見込み。
最近1週間(2月28日〜3月6日)の天候の経過
この期間、2月28日は高気圧に覆われ各地で晴れたが、3月1日〜2日と3日に相次いで低気圧が通過し、天気の崩れた所が多かった。特に2日は太平洋側を中心に大荒れとなって、交通障害などが発生した。
その後は冬型の気圧配置となって、東北日本海側では曇りや雪、東北太平洋側では沿岸部を中心に晴れとなった。
平均気温は、東北地方で平年差+0.3℃と平年並だった。降水量は、東北地方で平年比281%とかなり多かった。日照時間は、東北日本海側で平年比83%と少なく、東北太平洋側で平年比96%と平年並だった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +0.3 | 281 | 91 |
| 日本海側 | +0.3 | 160 | 83 |
| 太平洋側 | +0.3 | 366 | 96 |
| 東北北部 | +0.7 | 215 | 89 |
| 東北南部 | -0.1 | 340 | 92 |
reigai@ml.affrc.go.jp