2003年仙台管区気象台発表予報

3月14日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.

○3月14日発表 1ヶ月予報(3月15日から4月14日)
<予想される向こう1か月の天候>
 向こう1か月の可能性の大きな天候は以下のとおりです。
 天気は概ね周期的に変化しますが、高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みです。
 向こう1か月の気温は平年並、降水量は平年並か少ない、日照時間は平年並か多いでしょう。
 週別の気温は、1週目は平年並か低い、2週目は平年並か高い、3〜4週目は平年並の見込みです。

<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

<気温経過の各階級の確率(%)>

気温経過の各等級の確率(%)

1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:3月15日(土)〜4月14日(金)
 天気は概ね周期的に変化しますが、高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みです。
 平均気温は平年並でしょう。

1週目:3月15日(土)〜3月21日(金)
 期間の中頃には気圧の谷により曇る日がありますが、その他の日は概ね晴れる見込みです。
 平均気温は平年並か低いでしょう。

2週目:3月22日(土)〜3月28日(金)
 天気は概ね周期的に変化しますが、高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みです。
 平均気温は平年並か高いでしょう。

3〜4週目:3月29日(土)〜4月11日(金)
 天気は周期的に変化する見込みです。
 平均気温は平年並でしょう。

2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
 数値予報による週別の気温は、1 週目を「低い」、2 週目、3〜4 週目を「平年並」を予測している。予報は、その他の資料から1 週目を「平年並か低い」、2 週目を「平年並か高い」に変更する。
なお、数値予報の信頼度は大きい。

東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
 月平均で見ると、大陸は正偏差、日本の東海上は負偏差となり、東谷傾向。このため日本付近では低気圧や前線は平年に比べて発達しにくい見込み。
 週別(図略)では、各週とも概ね月平均に近い偏差分布となっているが、東谷の傾向がはっきりしているのは2 週目まで。1週目は日本付近は負偏差、2 週目は日本付近は正偏差。3〜4 週目は偏差が小さくなり、平年並に近い。

・地上気圧と降水量
 月平均で見ると、地上付近の等圧線の間隔はまばらで、天気は周期変化が基調になる見込み。気圧配置は平年並で、日本の南岸から東海上にかけて降水域が伸びるが、東北地方にはかかっていない。
 週別(図略)では、各週とも概ね月平均と同様だが、2 週目は平年に比べ日本付近の気圧が高く、3〜4 週目は東北地方まで降水域が広がる。

最近1週間(3月7日〜3月13日)の天候の経過
 7〜8日にかけて低気圧が発達しながら三陸沖を北東進した。このため、東北地方は大荒れの天気となり、漁船の転覆や防波堤、養殖施設の損壊など大きな被害が発生した。7日は大船渡で日降水量91.0mm、小名浜で日最大瞬間風速31.1m/sを観測し、いずれも3月の極値を更新した。また、8日は東北太平洋側の北部で記録的な大雪となり、日降雪量が八戸で47p、宮古で62pと、3月の極値を更新した。
 その後は冬型の気圧配置となって、東北日本海側では曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多かった。
 平均気温は、東北地方で平年差-1.6℃と低かった。降水量は、東北地方で平年比334%とかなり多かった。日照時間は、東北地方で平年比79%と少なかった。

 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域-1.633479
日本海側-1.420569
太平洋側-1.742586
東北北部-1.935480
東北南部-1.331778

 
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