2003年仙台管区気象台発表予報
7月4日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○7月4日発表 1ヶ月予報(7月5日から8月4日)
<特に注意を要する事項>
東北太平洋側では、少なくとも向こう1週間は気温が低く、日照が少ない状態が続く見込みです。
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の可能性の大きな天候は以下のとおりです。
東北日本海側では天気は概ね周期的に変わりますが、東北太平洋側では前線やオホーツク海高気圧の影響を受けやすく曇りや雨の日が多いでしょう。
向こう1か月の気温は平年並か低い、降水量は平年並、日照時間は東北日本海側は平年並、東北太平洋側は平年並か少ないでしょう。
週別の気温は、1週目は低い、2週目は平年並か低い、3〜4週目は平年並の見込みです。
<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
<気温経過の各階級の確率(%)>
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:7月5日(土)〜8月4日(月)
東北日本海側では天気は概ね周期的に変わりますが、東北太平洋側では前線やオホーツク海高気圧の影響を受けやすく曇りや雨の日が多いでしょう。
平均気温は平年並か低いでしょう。
1週目:7月5日(土)〜7月11日(金)
向こう一週間、気圧の谷や前線の影響で曇りや雨の日が多いでしょう。
平均気温は低いでしょう。なお、東北太平洋側を中心に最高気温の低い状態が続きますので、農作物の管理に十分注意してください。
2週目:7月12日(土)〜7月18日(金)
前線やオホーツク海高気圧の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多いでしょう。
平均気温は平年並か低いでしょう。
3〜4週目:7月19日(土)〜8月1日(金)
天気は概ね周期的に変わり、太平洋高気圧に覆われて晴れて暑い日もありますが、前線やオホーツク海高気圧の影響でぐずつく時期もあるでしょう。
平均気温は平年並でしょう。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1 週目、2 週目は「平年並」、3〜4 週目は「低い」を予測している。予報は、週間予報資料等から1 週目を「低い」、2 週目を「平年並か低い」、3〜4 週目を「平年並」に変更する。なお、数値予報の信頼度は小さい。
3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
月平均では、オホーツク海で気圧の尾根が明瞭。太平洋高気圧は期間を通じて西へ強く張り出すが、北への張り出しは弱い。日本付近は東西に伸びる負偏差に覆われ、気温は低めで東北太平洋側はオホーツク海高気圧の影響で平年より曇りの日が多い見込み。
週別に見ると、1〜2 週目はオホーツク海の気圧の尾根が明瞭。日本付近は負偏差。3〜4 週目は気圧の尾根が日本付近に予想され、弱い正偏差。
地上気圧と降水量:
月平均では、オホーツク海に高圧部、本州上では梅雨前線に対応する低圧部が東西にのび、降水域が予想される。
週別に見ると、1〜2 週目はオホーツク海に高圧部が、本州上には低圧部が予想される。3〜4 週目もオホーツク海に高圧部が予想されるがやや弱く、低圧部は日本の南海上。
4.最近1週間(6 月27 日〜7 月3 日)の天候の経過
この期間は、低気圧や梅雨前線の影響で曇りや雨の日が多かった。また、期間を通じてオホーツク海高気圧の勢力が強く、冷たく湿った東よりの風の影響で、東北太平洋側の北部を中心に気温が低く、日照時間はかなり少なくなった。
なお、6月30日に東北太平洋側の低温に関する東北地方気象情報第2号を、7月4日に東北太平洋側の低温と日照不足に関する東北地方気象情報第3号を発表した。
平均気温は低い。降水量は平年並。日照時間は、東北北部でかなり少なく、東北南部で少ない。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | -1.6 | 104 | 51 |
| 日本海側 | -1.2 | 100 | 57 |
| 太平洋側 | -1.8 | 107 | 47 |
| 東北北部 | -2.1 | 105 | 31 |
| 東北南部 | -1.1 | 104 | 69 |
reigai@ml.affrc.go.jp