2003年仙台管区気象台発表予報
11月21日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○11月21日発表 1ヶ月予報(11月22日から12月21日)
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の実現の可能性が最も大きい天候は以下のとおりです。
気圧の谷が数日の周期で通過し、通過後は一時冬型の気圧配置となりますが、長続きはしないでしょう。東北日本海側は平年に比べて曇りや雨または雪の日は少ない見込みです。東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
向こう1か月の平均気温は平年並か高い、降水量は東北日本海側で平年並か少なく、東北太平洋側は平年並、日照時間は東北日本海側で平年並か多く、東北太平洋側は平年並、東北日本海側の降雪量は少ないでしょう。
週別の気温は、1週目は平年並か高い、2週目は平年並、3〜4週目は平年並か高い見込みです。
<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
<気温経過の各階級の確率(%)>
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:11月22日(土)〜12月21日(日)
気圧の谷が数日の周期で通過し、通過後は一時的に冬型の気圧配置となりますが、長続きはしないでしょう。東北日本海側は平年に比べて曇りや雨または雪の日は少ない見込みです。東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
平均気温は平年並か高いでしょう。
1週目:11月22日(土)〜11月28日(金)
明日(22 日)から明後日(23 日)は、冬型の気圧配置が強まるため、日本海側を中心に雪や雨が降り大荒れの天気になる見込みです。その後は高気圧に覆われておおむね晴れますが、期間の終わりは気圧の谷の影響で天気がくずれるでしょう。
平均気温は平年並か高いでしょう。
2週目:11月29日(土)〜12月5日(金)
気圧の谷が数日の周期で通過し、通過後は一時的に冬型の気圧配置となるでしょう。平年と同様に、東北日本海側は曇りや雨または雪の日が多く、東北太平洋側は晴れの日が多い見込みです。
平均気温は平年並でしょう。
3〜4週目:12月6日(土)〜12月19日(金)
気圧の谷が数日の周期で通過し、通過後は一時的に冬型の気圧配置となりますが、長続きはしないでしょう。東北日本海側は平年に比べて曇りや雨または雪の日は少ない見込みです。東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
平均気温は平年並か高いでしょう。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1 週目、2 週目、3〜4 週目とも「高い」と予測している。予報は、その他の資料から、1 週目を「平年並か高い」、2 週目を「平年並」、3〜4 週目を「平年並か高い」に変更する。
なお、数値予報の信頼度は大きい。
3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
月平均では、日本付近は強い正偏差に覆われる。偏西風の流れは順調で、気圧の谷は数日の周期で通過するが、冬型の気圧配置は長続きしない見込み。
週別に見ると、1 週目は、月平均と同様。2 週目は、北海道の東が負偏差となり、一時的に寒気の影響を受けやすくなる見込み。3〜4 週目は、極東付近は日本付近も含め広く正偏差となる予想。
地上気圧と降水量:
月平均では、平年に比べて冬型の気圧配置は弱い見込み。まとまった降水域は日本の南岸が中心で、日本付近は弱い降水域がかかる程度。
週別に見ると、1 週目は初め強い冬型の気圧配置となるが、その後は移動性高気圧に覆われる。2 週目は月平均とほぼ同様。3〜4 週目は平年とほぼ同様の気圧配置だが、東北日本海側の降水量は平年に比べて少ない見込み。
4.最近1週間(11 月14 日〜11 月20 日)の天候の経過
この期間、16日に低気圧から伸びる寒冷前線が東北地方を通過し、青森県では強い雨による浸水害や土石崩れが発生した。前線通過後は一時的に冬型の気圧配置となり、強風も観測された。その他の日は移動性高気圧に覆われて晴れる所が多かったが、20日は低気圧の影響で東北南部を中心に雨となった。
なお、14〜15日、17〜19日には各地で初霜、初氷、初冠雪を観測した。(5.2003年季節現象の初日や初冠雪を参照。)
平均気温は東北北部で高く、東北南部で平年並。降水量は東北北部で平年並、東北南部で少ない。日照時間は東北日本海側でかなり多く、東北太平洋側で多い。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +1.1 | 60 | 132 |
| 日本海側 | +1.3 | 82 | 157 |
| 太平洋側 | +1.0 | 44 | 114 |
| 東北北部 | +1.7 | 87 | 133 |
| 東北南部 | +0.6 | 35 | 131 |
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