2003年仙台管区気象台発表予報

12月5日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.

○12月5日発表 1ヶ月予報(12月6日から1月5日)
<予想される向こう1か月の天候>
 向こう1か月の実現の可能性が最も大きい天候は以下のとおりです。
 気圧の谷は数日の周期で通過し、通過後は冬型の気圧配置となりますが長続きしないでしょう。平年に比べ、東北日本海側は曇りや雨または雪の日が少なく、東北太平洋側は曇りや雨または雪の日が多いでしょう。
 向こう1か月の平均気温は平年並か高い、降水量は東北日本海側で平年並か少なく、東北太平洋側で平年並、日照時間は東北日本海側で平年並か多く、東北太平洋側で平年並か少ない、東北日本海側の降雪量は平年並か少ないでしょう。
 週別の気温は、1週目は平年並、2週目は高い、3〜4週目は平年並の見込みです。

<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

<気温経過の各階級の確率(%)>

気温経過の各等級の確率(%)

1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:12月6日(土)〜1月5日(月)
 気圧の谷は数日の周期で通過し、通過後は冬型の気圧配置となりますが長続きしないでしょう。平年に比べ、東北日本海側は曇りや雨または雪の日が少なく、東北太平洋側は曇りや雨または雪の日が多いでしょう。
 平均気温は平年並か高いでしょう。

1週目:12月6日(土)〜12月12日(金)
 明日(6 日)は気圧の谷や前線の影響で雨となる見込みです。その後は冬型の気圧配置となり、東北日本海側では曇りや雪でふぶく所もありますが、東北太平洋側ではおおむね晴れるでしょう。
 平均気温は平年並でしょう。

2週目:12月13日(土)〜12月19日(金)
 気圧の谷は数日の周期で通過し、通過後は冬型の気圧配置となりますが長続きしないでしょう。平年に比べ、東北日本海側は曇りや雨または雪の日が少なく、東北太平洋側は曇りや雨または雪の日が多いでしょう。
 平均気温は高いでしょう。

3〜4週目:12月20日(土)〜1月2日(金)
 気圧の谷は数日の周期で通過し、通過後は冬型の気圧配置となるでしょう。平年と同様に、東北日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は平年並でしょう。

2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
 数値予報による週別の気温は、1 週目、2 週目は「高い」、3〜4 週目は「平年並」と予測している。予報は、週間予報の資料から1 週目を「平年並」とする。なお、数値予報の信頼度は大きい。

東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
 月平均では、極付近やカムチャツカ半島付近は負偏差、バイカル湖付近から日本付近にかけては広く正偏差に覆われる。偏西風の流れは順調で、気圧の谷は数日の周期で通過し、通過後は一時的に冬型の気圧配置となる見込み。
 週別に見ると、1 週目はバイカル湖付近に中心を持つ正偏差、カムチャツカ半島付近に中心を持つ負偏差のどちらも明瞭だが、日本の南にも正偏差の中心があり、日本付近は正偏差に覆われる。2 週目は極東中緯度帯は広く正偏差に覆われ、沿海州にその中心が予想される。3〜4 週目は極付近は正偏差で、カムチャツカ半島付近は負偏差だが、日本付近は弱い正偏差となる。

地上気圧と降水量:
 月平均では、大陸の高気圧の西日本への張り出しはやや強いが、ほぼ平年と同様の気圧配置。
 週別に見ると、1 週目は大陸の高気圧、アリューシャン低気圧のどちらも平年より強く、北日本では西高東低の冬型の気圧配置となる。2 週目は、アリューシャン低気圧は平年より強いが大陸の高気圧は弱く、日本付近の等圧線の間隔は広い。東北日本海側には降水域が広がるが平年より弱い。3〜4 週目はほぼ平年と同様の気圧配置。

4.最近1週間(11 月28 日〜12 月4 日)の天候の経過
 この期間、中頃までは低気圧や日本の南東海上を北東に進んだ台風第21号の影響で天気がぐずつき、特に29〜30日は東北太平洋側でまとまった雨となった。また、南から暖かい空気が入り気温がかなり高くなった。その後は冬型の気圧配置となって、東北日本海側では雪または雨、東北太平洋側では概ね晴れた。なお、12月4日に福島で初雪、階上岳で初冠雪を観測した。
 平均気温はかなり高い。降水量は東北日本海側で平年並、東北太平洋側でかなり多い。日照時間は東北日本海側で平年並、東北太平洋側でかなり少ない。

 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+3.629275
日本海側+3.797104
太平洋側+3.442855
東北北部+3.217080
東北南部+3.940070
 
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