2003年仙台管区気象台発表予報
12月26日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○12月26日発表 1ヶ月予報(12月27日から1月28日)
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の実現の可能性が最も大きい天候は以下のとおりです。
冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。平年と同様に東北日本海側では曇りや雪の日が多く、東北太平洋側は晴れの日が多いでしょう。
向こう1か月の平均気温、降水量、日照時間、東北日本海側の降雪量は共に平年並でしょう。
週別の気温は、1週目は平年並か高い、2週目と3〜4週目は平年並の見込みです。
<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
<気温経過の各階級の確率(%)>
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:12月27日(土)〜1月26日(月)
冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。平年と同様に東北日本海側は曇りや雪の日が多く、東北太平洋側は晴れの日が多いでしょう。
平均気温は平年並でしょう。
1週目:12月27日(土)〜1月2日(金)
気圧の谷が短い周期で通過し、通過後は冬型の気圧配置になる見込みです。東北日本海側では雪や雨の降る日が多く、東北太平洋側では、おおむね晴れるでしょう。
平均気温は平年並か高いでしょう。
2週目:1月3日(土)〜1月9日(金)
気圧の谷が数日の周期で通過し、通過後は冬型の気圧配置となるでしょう。平年と同様に東北日本海側は曇りや雪の日が多く、東北太平洋側は晴れの日が多いでしょう。
平均気温は平年並でしょう。
3〜4週目:1月10日(土)〜1月23日(金)
冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。平年と同様に東北日本海側は曇りや雪の日が多く、東北太平洋側は晴れの日が多いでしょう。
平均気温は平年並でしょう。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1 週目、2 週目、3〜4 週目共に「平年並」と予測している。予報は、週間資料から、1 週目を「平年並か高い」に変更する。
なお、数値予報の信頼度は小さい。
3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
月平均では、極付近が正偏差となり寒気放出場。オホーツク海付近に寒冷低気圧が南下し、負偏差が日本付近まで広がる。寒気の影響を受ける時期がある見込み。
週別に見ると、1 週目、シベリアから日本の東海上に負偏差が広がるが、本州以南は正偏差。2週目は大陸から日本海が負偏差となるが、本州は弱い正偏差。3〜4 週目は極付近が正偏差、中国から日本付近、日本の東海上は広く負偏差に覆われ、寒気の影響を受ける時期がある見込み。
地上気圧と降水量:
月平均では、北日本中心の冬型の気圧配置。降水域は日本海側と日本の東海上から南海上にかけて予想される。
週別に見ると、1 週目は弱い冬型の気圧配置。2 週目は北日本で次第に平年と同様の冬型の気圧配置となってくる。降水域は日本海側を中心に東北地方に広がる。3〜4 週目は北日本中心の冬型の気圧配置。降水域が日本海側と日本の東海上から南海上にかけて予想される。
4.最近1週間(12 月19 日〜12 月25 日)の天候の経過
19日に低気圧が通過した後は、冬型の気圧配置が続いた。20日は強い寒気が南下して東北太平洋側でも雪となり各地で交通障害が発生したが、強い寒気の南下は一時的で、その後は弱い冬型の気圧配置の日が多く、東北日本海側では曇りで雪や雨、東北太平洋側では概ね晴れた。25日は前線を伴った低気圧が北日本を通過したため、各地で雨となった。
なお、20日に小名浜で初雪を観測した。
平均気温はかなり高い。降水量は平年並。日照時間は少ない。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | 3.3 | 86 | 84 |
| 日本海側 | 3.4 | 100 | 76 |
| 太平洋側 | 3.2 | 76 | 90 |
| 東北北部 | 3.7 | 79 | 86 |
| 東北南部 | 2.9 | 92 | 82 |
reigai@ml.affrc.go.jp