2004年仙台管区気象台発表予報

2月27日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.

○2月27日発表 1ヶ月予報(2月28日から3月27日)
<特に注意を要する事項>
 向こう1か月は寒暖の変動が大きいでしょう。

<予想される向こう1か月の天候>
 向こう1か月の実現の可能性が最も大きい天候は以下のとおりです。
 気圧の谷が数日の周期で通過し、期間の前半は気圧の谷の通過後冬型の気圧配置となるでしょう。平年と同様に、東北日本海側では曇りや雨または雪の日が多く、東北太平洋側では晴れる日が多いでしょう。
 向こう1か月の平均気温は平年並、降水量は平年並か多い、日照時間は平年並でしょう。
 週別の気温は、1週目は平年並か低い、2週目は平年並、3〜4週目は平年並か高い見込みです。

<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

<気温経過の各階級の確率(%)>

気温経過の各等級の確率(%)

1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:2月28日(土)〜3月27日(土)
 気圧の谷が数日の周期で通過し、期間の前半は気圧の谷の通過後冬型の気圧配置となるでしょう。平年と同様に、東北日本海側では曇りや雨または雪の日が多く、東北太平洋側では晴れる日が多いでしょう。
 平均気温は平年並ですが、寒暖の変動が大きいでしょう。

1週目:2月28日(土)〜3月5日(金)
 気圧の谷が数日の周期で通過し、通過後は冬型の気圧配置になる見込みです。東北日本海側は雪や雨の日が多く、東北太平洋側でも明後日(2 月29 日)は天気のくずれる所があるでしょう。
 平均気温は平年並か低いでしょう。

2週目:3月6日(土)〜3月12日(金)
 気圧の谷が数日の周期で通過し、通過後は冬型の気圧配置となるでしょう。平年と同様に、東北日本海側では曇りや雨または雪の日が多く、東北太平洋側では晴れる日が多いでしょう。
 平均気温は平年並でしょう。

3〜4週目:3月13日(土)〜3月26日(金)
 天気は数日の周期で変化するでしょう。
 平均気温は平年並か高いでしょう。

2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
 数値予報による週別の気温は、1 週目と2 週目は「平年並」、3〜4 週目は「高い」と予測している。予報は、その他の資料から、1 週目を「平年並か低い」、3〜4 週目を「平年並か高い」に変更する。なお、数値予報の信頼度は大きい。

東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
 月平均では、極域は正偏差。中緯度は、北海道から黄海付近まで負偏差に覆われるが、東北以南は正偏差となる。北日本は寒気の影響を受けやすいが、西谷傾向で南からの暖気の影響もあり、寒暖の変動が大きい見込み。
 週別に見ると、1 週目日本域は広く負偏差で、アリューシャン付近の低圧部が明瞭。2 週目以降、日本付近は正偏差に覆われる。2 週目は東谷傾向で、天気の大きな崩れはない見込み。

地上気圧と降水量:
 月平均では、冬型の気圧配置だが、等圧線の間隔が広く周期変化。降水域は日本付近に広くかかるが、降水域の中心は東日本から日本の南海上。
 週別に見ると、1 週目は冬型の気圧配置で、アリューシャン低気圧が強い。北日本は2 週目も冬型の気圧配置となるが、等圧線の間隔は広がり周期変化。3〜4 週目は等圧線の間隔がさらに広がり、平年と同様に天気は数日の周期で変わる見込み。

4.最近1週間(2 月20 日〜2 月26 日)の天候の経過
 この期間、20〜22日は移動性高気圧に覆われて概ね晴れた。22日夜以降は低気圧や寒冷前線が短い周期で東北地方を通過し、通過後は冬型の気圧配置となった。特に、23日は冬型の気圧配置が強まり、暴風により青森県では1名が死亡した他、東北各地で被害が発生した。また、22日は日本海の低気圧に向かって暖気が流入したため各地で高温となり、秋田、八戸、酒田、福島は2月として日最高気温の極値を更新した。
 平均気温はかなり高い。降水量は東北北部で多く、東北南部で平年並。日照時間はかなり多い。

 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+3.8101134
日本海側+3.4120140
太平洋側+4.088131
東北北部+4.2120138
東北南部+3.484132
 
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