2004年仙台管区気象台発表予報
5月7日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○5月7日発表 1ヶ月予報(5月8日から6月7日)
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の実現の可能性が最も大きい天候は以下のとおりです。
天気は数日の周期で変化しますが、前線やオホーツク海高気圧の影響を受ける時期があるでしょう。おそ霜のおりる恐れがあります。
向こう1か月の平均気温は平年並、降水量は平年並か多い、日照時間は平年並でしょう。
週別の気温は、1週目は高い、2週目は平年並、3〜4週目は低いでしょう。
<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
<気温経過の各階級の確率(%)>
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:5月8日(土)〜6月7日(月)
天気は数日の周期で変化しますが、前線やオホーツク海高気圧の影響を受ける時期があるでしょう。おそ霜のおりる恐れがあります。
平均気温は平年並でしょう。
1週目:5月8日(土)〜5月14日(金)
明後日(9 日)から10 日にかけて気圧の谷の影響で曇りや雨となりますが、その他の日は高気圧に覆われて概ね晴れるでしょう。
平均気温は高いでしょう。
2週目:5月15日(土)〜5月21日(金)
天気は数日の周期で変化しますが、前線やオホーツク海高気圧の影響を一時受けるでしょう。
平均気温は平年並でしょう。
3〜4週目:5月22日(土)〜6月4日(金)
天気は数日の周期で変化しますが、前線やオホーツク海高気圧の影響を受ける時期があるでしょう。
平均気温は低いでしょう。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1 週目は「高い」、2 週目、3〜4 週目共に「平年並」と予測している。予報は、その他の資料から3〜4 週目を「低い」とする他は数値予報どおりとする。
なお、数値予報の信頼度は小さい。
3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
月平均では、高緯度は正偏差に覆われ、負偏差は中緯度帯に広がる。極東域では、大陸から西日本にかけてと日本のはるか東海上が負偏差となるが、東日本以東は正偏差に覆われる。日本の西が気圧の谷(西谷)となるため低気圧や前線の影響を受け易く、また、オホーツク海には地上のオホーツク海高気圧に対応する気圧の尾根が予想される。
週別に見ると、1 週目は日本付近が正偏差に覆われる。2 週目以降は、月平均と同様に西谷で、オホーツク海には気圧の尾根が予想される。ただし、3〜4 週目は大陸から日本付近が広く負偏差に覆われる。
地上気圧と降水量:
月平均では、日本の南に高気圧が張り出すが、日本の南岸に低圧部が予想される。また、中国東北区やアリューシャン付近は低気圧だが、オホーツク海には高気圧が予想される。ただし、日本付近の等圧線の間隔は広く、天気は数日の周期で変化する。日本付近は広く降水域に覆われ、まとまった降水域は日本の南岸を中心に予想される。
週別に見ると、1 週目は日本の南東海上の高気圧に覆われる。2 週目以降は、月平均と同様に日本の南岸が低圧部となり、まとまった降水域が予想される。
4.最近1週間(4 月30 日〜5 月6 日)の天候の経過
この期間、前半は高気圧に覆われ概ね晴れたが、3〜4日は日本海を北東に進んだ低気圧や前線の影響で曇りや雨となり、秋田県では大雨により土砂崩れが発生した。低気圧の通過後も前線が日本の南海上に残ったため、東北太平洋側は曇りや雨となったが、東北日本海側は概ね晴れた。
平均気温は平年並。降水量は東北日本海側で平年並、東北太平洋側で少ない。日照時間は東北日本海側で多く、東北太平洋側で少ない。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +0.2 | 61 | 101 |
| 日本海側 | +0.8 | 113 | 126 |
| 太平洋側 | -0.2 | 24 | 84 |
| 東北北部 | +0.4 | 90 | 111 |
| 東北南部 | 0.0 | 35 | 92 |
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