2004年仙台管区気象台発表予報
7月16日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○7月16日発表 1ヶ月予報(7月17日から8月16日)
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候は以下のとおりです。
期間の初めは、梅雨前線や低気圧の影響で平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
その後は、太平洋高気圧に覆われ平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
向こう1か月の平均気温は平年並、降水量は平年並、日照時間は平年並でしょう。
週別の気温は、1週目は平年並、2週目は平年並、3〜4週目は平年並でしょう。
<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
<気温経過の各階級の確率(%)>
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:7 月17 日(土)〜8 月16 日(月)
期間の初めは、梅雨前線や低気圧の影響で平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。その後は、太平洋高気圧に覆われ平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
平均気温は平年並でしょう。
1週目:7月17日(土)〜7月23日(金)
期間の前半は、梅雨前線や気圧の谷の影響で曇りや雨となるでしょう。期間の後半は高気圧に覆われて概ね晴れる見込みです。
平均気温は平年並でしょう。
2週目:7月24日(土)〜7月30日(金)
太平洋高気圧に覆われて平年と同様に晴れの日が多いですが、低気圧や前線の影響で天気の崩れる日もあるでしょう。
平均気温は平年並でしょう。
3〜4週目:7月31日(土)〜8月13日(金)
太平洋高気圧に覆われて平年と同様に晴れの日が多いですが、低気圧や前線の影響で一時天気がぐずつくでしょう。
平均気温は平年並でしょう。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1 週目を「平年並」、2 週目、3〜4 週目を「低い」と予想している。予報は、その他の資料から2 週目、3〜4 週目を「平年並」とする他は数値予報どおりとする。
なお、数値予報の信頼度は小さい。
3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
月平均では、日本付近は中国大陸から西日本にかけて正偏差の他は、負偏差が広がる。
1 週目は、西日本は亜熱帯高気圧に覆われ正偏差だが、東日本は負偏差で、日本の東が気圧の谷となる。2 週目は、日本付近は帯状の正偏差に覆われる。3〜4 週目は、北日本は正偏差だが、日本付近は広く負偏差に覆われる。ただし、2 週目以降は予想のばらつきが大きい。
地上気圧と降水量:
月平均では、日本付近に太平洋高気圧が張り出すが、日本の南はまとまった降水域が見られる。
1 週目は、東日本以西に太平洋高気圧が張り出すが、北日本は低圧部となり降水域がかかる。2週目は、低圧部が沿海州まで北上し、日本付近は太平洋高気圧に覆われる。3〜4 週目は、北日本に高気圧が張り出し、日本の南海上は低圧部となって熱帯擾乱に対応すると見られるまとまった降水域がかかる。ただし、日本の南の熱帯擾乱は割り引いて考え、太平洋高気圧の日本付近への張り出しは概ね平年並と考える。
4.最近1週間(7 月9 日〜7 月15 日)の天候の経過
期間の初めは、高気圧に覆われ概ね晴れて真夏日となる所が多かったが、寒冷前線の通過や大気の状態が不安定となり、各地で雷雨となった。期間の中頃からは、北陸から東北地方に停滞した梅雨前線が活発化し雨や雷雨となった。特に、12〜13日の平成16年7月新潟・福島豪雨により福島県では行方不明者や浸水など大きな被害が発生した。なお、13日の若松の日降水量が162mmと7月の極値を更新した。
平均気温は平年並。降水量は東北北部で平年並、東北南部でかなり多い。日照時間は東北北部でかなり少なく、東北南部で平年並。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +0.1 | 220 | 59 |
| 日本海側 | +0.3 | 215 | 39 |
| 太平洋側 | -0.1 | 223 | 73 |
| 東北北部 | -0.5 | 116 | 40 |
| 東北南部 | +0.6 | 311 | 76 |
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