2004年仙台管区気象台発表予報

7月23日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.

○7月23日発表 1ヶ月予報(7月24日から8月23日)
<予想される向こう1か月の天候>
 向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候は以下のとおりです。
 太平洋高気圧に覆われ平年に比べ晴れの日が多いですが、期間の後半には寒気や前線の影響で天気のぐずつく時期があるでしょう。
 向こう1か月の平均気温は平年並か高い、降水量は平年並か少ない、日照時間は平年並か多いでしょう。
 週別の気温は、1週目は高い、2週目は平年並か高い、3〜4週目は平年並でしょう。

<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

<気温経過の各階級の確率(%)>

気温経過の各等級の確率(%)

1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:7 月24 日(土)〜8 月23 日(月)
 太平洋高気圧に覆われ平年に比べ晴れの日が多いですが、期間の後半には寒気や前線の影響で天気のぐずつく時期があるでしょう。
 平均気温は平年並か高いでしょう。

1週目:7月24日(土)〜7月30日(金)
 高気圧に覆われ晴れの日が多いですが、期間の中頃は気圧の谷の影響で東北北部を中心に曇りの日があるでしょう。
 平均気温は高いでしょう。

2週目:7月31日(土)〜8月6日(金)
 太平洋高気圧に覆われ平年に比べ晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は平年並か高いでしょう。

3〜4週目:8月7日(土)〜8月20日(金)
 太平洋高気圧に覆われ平年と同様に晴れの日が多いですが、寒気や前線の影響で天気のぐずつく時期があるでしょう。
 平均気温は平年並でしょう。

2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
 数値予報による週別の気温は、1 週目を「平年並」、2 週目、3〜4 週目を「低い」と予想している。しかし、数値予報モデルは太平洋高気圧の軸が北に偏り日本付近に強く張り出す場合に、日本付近の気温を低めに予想する傾向がある。予報は、その他の資料から1 週目を「高い」、2 週目を「平年並か高い」、3〜4 週目を「平年並」とする。
 なお、数値予報の信頼度は小さい。

東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
 月平均では、極東域の高緯度や日本の南は負偏差となるが、日本付近はユーラシア大陸から広がる帯状の正偏差に覆われる。
 1 週目は、日本付近は正偏差に覆われ、亜熱帯高気圧も強い。2 週目は、本州以南は負偏差に覆われるが、北日本はユーラシア大陸から広がる正偏差に覆われる。3〜4 週目は、朝鮮半島から日本付近を通り日付変更線付近にかけて負偏差に覆われ、日付変更線付近に気圧の谷が見られる。ただし、2 週目以降は予想のばらつきが大きい。

地上気圧と降水量:
 月平均では、太平洋高気圧が北日本を中心に平年より強く張り出す。日本の南海上は熱帯擾乱に対応するまとまった降水域が見られ低圧部となるが、割り引いて考える。
 2 週目にかけて、太平洋高気圧が日本付近に強く張り出す。3〜4 週目は、日付変更線付近で太平洋高気圧は弱まるが、日本付近への張り出しは引き続き強い。

4.最近1週間(7 月16 日〜7 月22 日)の天候の経過
 期間の中頃まで、梅雨前線が北陸から東北地方に停滞し、曇りや雨の日が多かった。特に、17日は梅雨前線の活動が活発化し、秋田県と山形県では大雨により土砂崩れや浸水などの被害が発生した。期間の終わりには梅雨前線が南下し、次第に高気圧に覆われた。なお、東北北部、南部共に22日頃に梅雨明けしたと見られる。
 平均気温は東北日本海側で平年並、東北太平洋側で高い。降水量は東北日本海側でかなり多く、東北太平洋側で多い。日照時間は東北日本海側でかなり少なく、東北太平洋側で平年並。

 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+1.721779
日本海側+0.727451
太平洋側+2.417799
東北北部+1.721382
東北南部+1.622076
 
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