2004年仙台管区気象台発表予報
7月30日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○7月30日発表 1ヶ月予報(7月31日から8月30日)
<特に注意を要する事項>
東北地方はここ数日気温のかなり高い状態が続く見込みです。
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候は以下のとおりです。
太平洋高気圧に覆われて平年と同様に晴れの日が多いですが、2週目を中心に前線や寒気の影響で天気がぐずつくでしょう。
向こう1か月の平均気温は高い、降水量は平年並、日照時間は平年並でしょう。
週別の気温は、1週目は高い、2週目は平年並、3〜4週目は平年並か高いでしょう。
<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
<気温経過の各階級の確率(%)>
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:7 月31 日(土)〜8 月30 日(月)
太平洋高気圧に覆われて平年と同様に晴れの日が多いですが、2 週目を中心に前線や寒気の影響で天気がぐずつくでしょう。
平均気温は高いでしょう。
1週目:7月31日(土)〜8月6日(金)
太平洋高気圧に覆われて概ね晴れますが、期間の終わりは気圧の谷の影響で曇る所があるでしょう。
平均気温は高いでしょう。
2週目:8月7日(土)〜8月13日(金)
前線や寒気の影響で天気がぐずつき、平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
平均気温は平年並でしょう。
3〜4週目:8月14日(土)〜8月27日(金)
太平洋高気圧に覆われて平年と同様に晴れるでしょう。
平均気温は平年並か高いでしょう。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1 週目、2 週目、3〜4 週目共に「平年並」と予想している。予報は、週間予報の資料等から1 週目を「高い」、2 週目を「平年並」、3〜4 週目を「平年並か高い」とする。
なお、数値予報の信頼度は小さい。
3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
月平均では、極付近は正偏差だが、中・高緯度には寒気が南下して負偏差となる。日本付近は亜熱帯高気圧の張り出しが強く、北・東日本は正偏差に覆われるが、中国東北区から西日本、南西諸島は広く負偏差に覆われる。
1 週目は、亜熱帯高気圧の張り出しが強く、北・東日本は正偏差に覆われる。台風第10 号に対応して西日本は負偏差。2 週目は寒気が南下し、亜熱帯高気圧も弱まって日本付近は広く負偏差に覆われる。3〜4 週目は亜熱帯高気圧が強まり、日本付近は正偏差に覆われる。
地上気圧と降水量:
月平均では、太平洋高気圧の日本付近への張り出しは平年並。南岸には熱帯擾乱に対応するまとまった降水域が見られる。ただし、熱帯擾乱に関する予測は不確実な部分が大きい。
1 週目は太平洋高気圧が日本付近に強く張り出す。四国沖には台風第10 号によるまとまった降水域。2 週目は太平洋高気圧が弱く、日本付近は広く降水域に覆われる。3〜4 週目は太平洋高気圧は平年並で、南岸には熱帯擾乱に対応するまとまった降水域が見られる。
4.最近1週間(7 月23 日〜7 月29 日)の天候の経過
太平洋高気圧に覆われ晴れて暑い日が続き、大気の状態が不安定となって雷雨となる日が多かった。24日は福島・栃木県境の帝釈山山頂付近で落雷により1名死亡し、26日は上空に寒気が入ったため各地で雷雨により停電や列車の運休等があった。期間の終わりは、本州南海上を進む台風第10号からの湿った南東風の影響で東北太平洋側の南部は曇りや雨となった。
なお、29日には高温に関する東北地方気象情報第1号を発表した。
平均気温は東北北部でかなり高く、東北南部で高い。降水量は東北日本海側で平年並、東北太平洋側で少ない。日照時間は東北北部でかなり多く、東北南部で多い。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +2.1 | 29 | 141 |
| 日本海側 | +2.0 | 39 | 146 |
| 太平洋側 | +2.2 | 22 | 137 |
| 東北北部 | +2.8 | 26 | 156 |
| 東北南部 | +1.5 | 31 | 127 |
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