2004年仙台管区気象台発表予報
8月6日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○8月6日発表 1ヶ月予報(8月7日から9月6日)
<特に注意を要する事項>
東北地方は、この先1週間も気温が高く、少雨の状態が続くでしょう。
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候は以下のとおりです。
太平洋高気圧に覆われて平年と同様に晴れの日が多いですが、前線や寒気の影響で天気のぐずつく時期があるでしょう。
向こう1か月の平均気温は平年並か高い、降水量は平年並、日照時間は平年並でしょう。
週別の気温は、1週目は高い、2週目は平年並、3〜4週目は平年並か高いでしょう。
<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
<気温経過の各階級の確率(%)>
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:8 月7 日(土)〜9 月6 日(月)
太平洋高気圧に覆われて平年と同様に晴れの日が多いですが、前線や寒気の影響で天気のぐずつく時期があるでしょう。
平均気温は平年並か高いでしょう。
1週目:8月7日(土)〜8月13日(金)
高気圧に覆われて晴れの日が多いですが、大気の状態が不安定で雨の降る所もあるでしょう。期間の終わりには、気圧の谷の影響で曇りや雨の日がある見込みです。
平均気温は高いでしょう。
2週目:8月14日(土)〜8月20日(金)
太平洋高気圧に覆われて平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
平均気温は平年並でしょう。
3〜4週目:8月21日(土)〜9月3日(金)
太平洋高気圧に覆われて平年と同様に晴れますが、前線や寒気の影響で天気のぐずつく時期があるでしょう。
平均気温は平年並か高いでしょう。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1 週目を「平年並」、2 週目を「低い」、3〜4 週目を「平年並」と予想している。予報は、週間予報の資料等から1 週目を「高い」、2 週目を「平年並」、3〜4 週目を「平年並か高い」とする。
なお、数値予報の信頼度は小さい。
3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
月平均では、極付近は正偏差だが、中・高緯度には寒気が南下して負偏差となる。亜熱帯高気圧の張り出しが強く、西日本は正偏差に覆われるが、北・東日本は負偏差に覆われる。
1 週目は、日本付近が負偏差となり、一時寒気の影響を受ける見込み。2 週目、3〜4 週目は、月平均と同様に中・高緯度に寒気が南下しやすく、北日本は負偏差に覆われるが、南岸まで亜熱帯高気圧が張り出す。
地上気圧と降水量:
月平均では、太平洋高気圧の日本付近への張り出しは平年並。日本付近や南海上には熱帯擾乱に対応するまとまった降水域が見られる。熱帯擾乱に関する予測は不確実な部分が大きいが、影響を受ける可能性はある。
1 週目、2 週目は太平洋高気圧が日本付近に強く張り出し、日本付近にはまとまった降水域はかからない。3〜4 週目は太平洋高気圧が日本の南に張り出すが、日本付近には熱帯擾乱に対応するまとまった降水域がかかる。
4.最近1週間(7 月30 日〜8 月5 日)の天候の経過
太平洋高気圧に覆われ晴れて暑い日が続いた。31日は酒田の日最高気温が36.9度と7月の極値を更新するなど厳しい暑さとなり、秋田県では熱中症により1名死亡した。4日以降は台風第11号から変わった熱帯低気圧の接近により、東北北部を中心に曇りや雨となる所があった。
なお、2日には高温に関する東北地方気象情報第2号を発表した。
平均気温は東北北部でかなり高く、東北南部で高い。降水量は東北北部で少なく、東北南部でかなり少ない。日照時間は東北北部で多く、東北南部でかなり多い。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +2.7 | 4 | 148 |
| 日本海側 | +3.4 | 8 | 149 |
| 太平洋側 | +2.3 | 1 | 148 |
| 東北北部 | +3.4 | 8 | 141 |
| 東北南部 | +2.2 | 0 | 155 |
reigai@ml.affrc.go.jp