2004年仙台管区気象台発表予報
12月3日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○12月3日発表 1ヶ月予報(12月4日から1月3日)
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候は以下のとおりです。
低気圧が数日の周期で通過し、通過後は一時冬型の気圧配置となりますが長続きしないでしょう。平年と比べ、東北日本海側は曇りや雨または雪の日が少なく、東北太平洋側は晴れの日が少ない見込みです。
向こう1か月の平均気温は高い、降水量は東北日本海側で平年並か少ない、東北太平洋側で平年並か多い、日照時間は東北日本海側で平年並か多い、東北太平洋側では平年並か少ない、東北日本海側の降雪量は少ないでしょう。
週別の気温は、1週目、2週目は高い、3〜4週目は平年並か高いでしょう。
<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
<気温経過の各階級の確率(%)>
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:12月4日(土)〜1 月3日(月)
低気圧が数日の周期で通過し、通過後は一時冬型の気圧配置となりますが長続きしないでしょう。平年と比べ、東北日本海側は曇りや雨または雪の日が少なく、東北太平洋側は晴れの日が少ない見込みです。
平均気温は高いでしょう。
1週目:12月4日(土)〜12月10日(金)
気圧の谷が周期的に通過し、東北日本海側では曇りや雨の日が多く、雪の降る所もあるでしょう。東北太平洋側は晴れの日もある見込みです。
平均気温は高いでしょう。
2週目:12月11日(土)〜12月17日(金)
低気圧が数日の周期で通過し、通過後は一時冬型の気圧配置となりますが長続きしないでしょう。平年と比べ、東北日本海側は曇りや雨または雪の日が少なく、東北太平洋側は晴れの日が少ない見込みです。
平均気温は高いでしょう。
3〜4週目:12月18日(土)〜12月31日(金)
低気圧が数日の周期で通過し、通過後は一時冬型の気圧配置となりますが長続きしないでしょう。平年と比べ、東北日本海側は曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側は晴れの日が少ない見込みです。
平均気温は平年並か高いでしょう。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1 週目、2 週目、3〜4 週目を「高い」と予測している。予報は、その他の資料から3〜4 週目を「平年並か高い」とする。
なお、数値予報の信頼度は大きい。
3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
月平均では、日本付近を中心とする強い正偏差に覆われる。偏西風は日本付近で東西流が卓越し、天気は数日の周期で変化して冬型の気圧配置は長続きしない見込み。
1 週目は、日本付近は正偏差に覆われるが中国東岸は負偏差となり(西谷)、低気圧の影響を受けやすい。2 週目は、極付近が負偏差の中心で寒気蓄積パターン。日本付近は強い正偏差に覆われ、大気の流れも順調で冬型の気圧配置は長続きしない見込み。3〜4 週目も、日本付近は正偏差に覆われる。
地上気圧と降水量:
月平均では、アリューシャン低気圧は平年より強いが大陸の高気圧は平年より弱い。日本の東海上も高圧部となり、東北地方の冬型の気圧配置は弱い。
1 週目は、日本付近は低圧部となる。低気圧が周期的に通過し、日本付近にはまとまった降水域がかかる。2 週目は、日本付近は帯状の高圧部となり、天気は周期変化。3〜4 週目は、北日本中心の冬型の気圧配置となるが等圧線の間隔は広く、平年よりも弱い。
4.最近1週間(11 月26 日〜12 月2 日)の天候の経過
この期間、26日に日本海を北上した低気圧は27日には千島近海で台風並みに発達した。このため27日は冬型の気圧配置が強まり、各地で記録的な暴風となり、停電や交通障害などの被害が発生した。また、平年よりも遅い初雪や初氷を観測する所があった。その後も冬型の気圧配置が続き、東北日本海側では曇りや雨となった所が多く、東北太平洋側では概ね晴れた。
平均気温は東北地方で高い。降水量は東北日本海側でかなり少なく、東北太平洋側で少ない。日照時間は東北日本海側で平年並、東北太平洋側で多い。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +1.6 | 27 | 105 |
| 日本海側 | +1.7 | 40 | 95 |
| 太平洋側 | +1.5 | 18 | 112 |
| 東北北部 | +1.1 | 37 | 99 |
| 東北南部 | +2.0 | 18 | 111 |
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