2004年仙台管区気象台発表予報
12月10日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○12月10日発表 1ヶ月予報(12月11日から1月10日)
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候は以下のとおりです。
低気圧が数日の周期で通過し、通過後は冬型の気圧配置となりますが長続きしないでしょう。平年と比べ、東北日本海側は曇りや雨または雪の日が少なく、東北太平洋側は晴れの日が少ない見込みです。
向こう1か月の平均気温は高い、降水量は東北日本海側で平年並か少ない、東北太平洋側で平年並か多い、日照時間は東北日本海側で平年並か多い、東北太平洋側では平年並か少ない、東北日本海側の降雪量は少ないでしょう。
週別の気温は、1週目、2週目は高い、3〜4週目は平年並か高いでしょう。
<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
<気温経過の各階級の確率(%)>
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:12月11日(土)〜1 月10日(月)
低気圧が数日の周期で通過し、通過後は冬型の気圧配置となりますが長続きしないでしょう。平年と比べ、東北日本海側は曇りや雨または雪の日が少なく、東北太平洋側は晴れの日が少ない見込みです。
平均気温は高いでしょう。
1週目:12月11日(土)〜12月17日(金)
東北日本海側では気圧の谷や寒気の影響で曇りや雨の日が多く、雪の降る日がある見込みです。東北太平洋側は概ね晴れますが、期間の初めに雨の降る所もあるでしょう。
平均気温は高いでしょう。
2週目:12月18日(土)〜12月24日(金)
低気圧が数日の周期で通過し、通過後は冬型の気圧配置となりますが長続きしないでしょう。平年と比べ、東北日本海側は曇りや雨または雪の日が少なく、東北太平洋側は晴れの日が少ない見込みです。
平均気温は高いでしょう。
3〜4週目:12月25日(土)〜1月7日(金)
低気圧が数日の周期で通過し、通過後は一時冬型の気圧配置となるでしょう。平年と同様に、東北日本海側は曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は晴れの日が多い見込みです。
平均気温は平年並か高いでしょう。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1 週目、2 週目、3〜4 週目を「高い」と予測している。予報は、その他の資料から3〜4 週目を「平年並か高い」とする。
なお、数値予報の信頼度は大きい。
3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
月平均では、極付近に負偏差がまとまり、日本付近は大陸まで広がる強い正偏差に覆われる。偏西風は日本付近で東西流が卓越し、低気圧は数日の周期で通過する。このため、日本付近の冬型の気圧配置は長続きしない見込み。
1 週目は、日本付近は強い正偏差に覆われるが、負偏差がカムチャツカ半島の南に広がり、一時寒気の影響を受ける。2 週目も引き続き日本付近は強い正偏差に覆われる。3〜4 週目は、日本付近は広く正偏差に覆われる。
地上気圧と降水量:
月平均では、アリューシャン付近に低気圧、大陸に高気圧があって、日本付近は冬型の気圧配置となる。しかし、日本付近の等圧線の間隔は広く、低気圧は数日の周期で通過して冬型の気圧配置は長続きしない。
1 週目は、日本の東海上まで高気圧が張り出すが、アリューシャン低気圧は平年より強い。冬型の気圧配置は弱いが、東北地方では一時寒気の影響を受ける。2 週目はアリューシャン低気圧も弱まり、冬型の気圧配置は弱い。3〜4 週目は、日本付近も平年の冬型の気圧配置に近づく。
4.最近1週間(12 月3 日〜12 月9 日)の天候の経過
この期間、低気圧や寒冷前線が数日の周期で通過し、通過後は冬型の気圧配置となったが長続きしなかった。特に、4〜5日にかけては急速に発達した低気圧が本州を縦断し、東北地方は大雨や暴風となった。また、南から暖かい空気が流れ込み、小名浜で日最高気温が夏日となる25.4℃を記録するなど各地で高温となった。
平均気温は東北地方でかなり高い。降水量は東北地方でかなり多い。日照時間は東北日本海側で多く、東北太平洋側で平年並。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +3.2 | 468 | 116 |
| 日本海側 | +3.4 | 193 | 137 |
| 太平洋側 | +3.0 | 660 | 102 |
| 東北北部 | +3.3 | 461 | 102 |
| 東北南部 | +3.0 | 474 | 129 |
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