2005年仙台管区気象台発表予報
3月4日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○3月4日発表 1ヶ月予報(3月5日から4月4日までの天候見通し)
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候は以下のとおりです。
期間の前半、時々寒気が南下して冬型の気圧配置となりますが、期間の後半、天気は数日の周期で変化するでしょう。東北日本海側は平年に比べ曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
向こう1か月の平均気温は平年並か低い、降水量は東北日本海側は平年並か多い、東北太平洋側は平年並、日照時間は東北日本海側は平年並か少ない、東北太平洋側は平年並でしょう。
平均気温は、1週目は平年並、2週目は平年並か低い、3〜4週目は平年並でしょう。
<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
<気温経過の各階級の確率(%)>
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:3月5日(土)〜4月4日(月)
期間の前半、時々寒気が南下して冬型の気圧配置となりますが、期間の後半、天気は数日の周期で変化するでしょう。東北日本海側は平年に比べ曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
平均気温は平年並か低いでしょう。
1週目:3月5日(土)〜3月11日(金)
気圧の谷や寒気の影響で、東北日本海側では曇りや雪の日が多いでしょう。東北太平洋側は晴れの日が多いですが、期間の初めと終わりには雪や雨の降る日がある見込みです。
平均気温は平年並でしょう。
2週目:3月12日(土)〜3月18日(金)
低気圧が数日の周期で通過し、通過後は時々寒気が南下するでしょう。東北日本海側は平年に比べ曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
平均気温は平年並か低いでしょう。
3〜4週目:3月19日(土)〜4月1日(金)
天気は数日の周期で変化しますが、低気圧の通過後は一時寒気が南下するでしょう。
平均気温は平年並でしょう。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1 週目、2 週目、3〜4 週目を「平年並」と予測している。予報は、その他の資料から2 週目を「平年並か低い」とする。
なお、数値予報の信頼度は小さい。
3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
月平均では、シベリアとアラスカが正偏差で、日本付近から日付変更線の東にかけて負偏差に覆われる。東北地方は寒気の影響を受けやすい。
1 週目は、日本付近は東シナ海に中心を持つ負偏差に覆われるが、東北地方は負偏差と正偏差の境目にあたる。2 週目は、月平均と同様に日本付近は負偏差に覆われる。3〜4 週目は、日本の西に負偏差が広がるが、日本付近は弱い正偏差に覆われる。偏西風の流れは順調で、天気は数日の周期で変化する見込み。
地上気圧と降水量:
月平均では、等圧線の間隔は広いが、北日本は冬型の気圧配置。
1 週目は、弱い冬型の気圧配置。2 週目は、アリューシャンの低気圧が平年よりも強く、北日本は冬型の気圧配置。3〜4 週目は、等圧線の間隔は広く、天気は数日の周期で変化する。日本の南岸にはまとまった降水域が見られる。
4.最近1週間(2 月25 日〜3 月3 日)の天候の経過
期間の初めは、南岸低気圧や日本海低気圧の影響を受けて東北地方は雪となった。低気圧の通過後は、強い寒気が南下して冬型の気圧配置が続き、東北日本海側では大雪となる所もあったが、東北太平洋側では概ね晴れた。
平均気温は東北地方でかなり低い。降水量は東北北部で多く、東北南部で少ない。日照時間は東北日本海側で少なく、東北太平洋側で平年並。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | -2.7 | 80 | 87 |
| 日本海側 | -2.6 | 110 | 65 |
| 太平洋側 | -2.8 | 59 | 102 |
| 東北北部 | -3.1 | 113 | 76 |
| 東北南部 | -2.4 | 51 | 97 |
reigai@ml.affrc.go.jp