2006年仙台管区気象台発表予報
3月3日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○3月3日発表 1ヶ月予報(3月4日から4月3日までの天候見通し)
<特に注意を要する事項>
東北地方では積雪が平年を大きく上回っている所もありますので、融雪災害やなだれ等に注意してください。
<予想される向こう1か月の天候>
この期間、気圧の谷が数日の周期で通過し、通過後は一時的に寒気の影響を受けるでしょう。東北地方は平年に比べて晴れの日が少ないでしょう。
向こう1か月の平均気温は東北地方で平年並か高い、降水量は東北日本海側で平年並、東北太平洋側で平年並か多い、日照時間は東北地方で平年並か少ないでしょう。
週別の気温は、1週目は高い、2週目は平年並、3〜4週目は平年並でしょう。
<気温経過の各階級の確率(%)>
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:3月4日(土)〜4月3日(月)
気圧の谷が数日の周期で通過し、通過後は一時的に寒気の影響を受けるでしょう。東北地方は平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
平均気温は平年並か高いでしょう。
1週目:3月4日(土)〜3月10日(金)
東北日本海側は、気圧の谷や寒気の影響で曇る日が多く、期間のはじめと終わりは雨や雪の日があるでしょう。東北太平洋側は、高気圧に覆われて晴れる日が多いですが、期間のはじめと終わりは気圧の谷の影響で雨や雪の日がある見込みです。
平均気温は高いでしょう。
2週目:3月11日(土)〜3月17日(金)
気圧の谷が数日の周期で通過し、通過後は一時的に寒気の影響を受けるでしょう。東北地方は平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
平均気温は平年並でしょう。
3〜4週目:3月18日(土)〜3月31日(金)
天気は数日の周期で変化するでしょう。東北地方は平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
平均気温は平年並でしょう。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1 週目、2 週目、3〜4 週目ともに「平年並」と予測している。予報は、週間資料などから1 週目を「高い」とする。
なお、数値予報の信頼度は小さい。
3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
月平均では、日本付近は日付変更線付近に中心を持つ強い正偏差(暖気に対応)に覆われる。中国大陸東岸付近に負偏差(寒気に対応)が広がり、日本付近は西谷傾向。東北地方は高温傾向で低気圧の影響を受けやすい。
1 週目は、月平均と同様に、日本付近は日付変更線付近に中心を持つ正偏差に覆われ、高温傾向。2 週目は、日本付近は弱い負偏差に覆われるが日付変更線付近に中心を持つ正偏差は強い。3〜4 週目は、日本付近は東西に広がる正偏差に覆われる。
地上気圧と降水量:
月平均では、北太平洋中緯度で高圧部が強く、カムチャツカ半島付近の低圧部は弱い。日本の南海上を中心に降水域がかかる。
1 週目は、高圧部が大陸から太平洋に続き、太平洋で高圧部が強い。日本付近は広く降水域がかかる。2 週目は、カムチャツカ半島付近の低圧部は強く、大陸の高気圧は弱い。日本付近は低気圧の影響を受けやすい。3〜4 週目は、カムチャツカ半島付近の低圧部は弱いが、大陸の高気圧はやや強い。本州南岸にまとまった降水域がかかる。
4.最近1週間(2 月24 日〜3 月2 日)の天候の経過
この期間、低気圧や前線が数日の周期で通過し、通過後は一時冬型の気圧配置となった。天気は数日の周期で変化し、東北日本海側を中心に曇りや雨または雪の日が多かった。3月1日は、本州の南岸沿いを低気圧が北東進し、三陸沖にぬけたため、まとまった雪や雨となり、東北太平洋側北部では大雪となった。
平均気温は東北北部で平年並、東北南部で高い。降水量は東北日本海側で多く、東北太平洋側でかなり多い。日照時間は東北日本海側で平年並、東北太平洋側で少ない。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +0.7 | 215 | 84 |
| 日本海側 | +0.8 | 124 | 90 |
| 太平洋側 | +0.7 | 279 | 80 |
| 東北北部 | +0.5 | 216 | 84 |
| 東北南部 | +1.0 | 214 | 84 |
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