2006年仙台管区気象台発表予報

3月10日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.

○3月10日発表 1ヶ月予報(3月11日から4月10日までの天候見通し)
<特に注意を要する事項>  東北地方では積雪が平年を大きく上回っている所もありますので、融雪災害やなだれ等に注意してください。

<予想される向こう1か月の天候>
 この期間、気圧の谷が数日の周期で通過し、通過後は一時的に冬型の気圧配置となるでしょう。東北地方は平年に比べて晴れの日が少ない見込みです。
 向こう1か月の平均気温は東北地方で高い、降水量は東北地方で平年並、日照時間は東北地方で平年並か少ないでしょう。
 週別の気温は、1週目は平年並、2週目は高い、3〜4週目は平年並か高いでしょう。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

<気温経過の各階級の確率(%)>

気温経過の各等級の確率(%)

1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:3月4日(土)〜4月3日(月)
 気圧の谷が数日の周期で通過し、通過後は一時的に冬型の気圧配置となるでしょう。東北地方は平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
 なお、積雪が平年を大きく上回っている所もありますので、融雪災害やなだれ等に注意してください。
 平均気温は高いでしょう。

1週目:3月11日(土)〜3月17日(金)
 明日(11日)から明後日(12日)にかけては寒冷前線の影響で雨が降り、雪に変わる見込みです。期間の中頃は冬型の気圧配置となり、東北日本海側や東北太平洋側山沿いは雪で、東北太平洋側平野部はくもりや晴れでしょう。期間の後半は高気圧に覆われて晴れる日がある見込みです。
 なお、期間のはじめは、なだれや融雪による土砂災害に注意が必要です。
平均気温は平年並でしょう。
2週目:3月18日(土)〜3月24日(金)
 気圧の谷が数日の周期で通過するでしょう。東北地方は平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は高いでしょう。

3〜4週目:3月25日(土)〜4月7日(金)
 天気は数日の周期で変化しますが、一時前線や低気圧の影響で天気がぐずつくでしょう。東北地方は平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
 平均気温は平年並か高いでしょう。

2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
 数値予報による週別の気温は、1 週目「平年並」、2 週目「高い」、3〜4 週目「平年並」と予測している。予報は、その他の資料から3〜4 週目を「平年並か高い」とする。
 なお、数値予報の信頼度は小さい。

東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
 月平均では、日本付近は日付変更線付近に中心を持つ強い正偏差(暖気に対応)に覆われる。
 1 週目は、日本付近は弱い負偏差に覆われるが日付変更線付近に中心を持つ正偏差は強い。2 週目、3〜4 週目は、日本付近は東西に広がる正偏差に覆われる。

地上気圧と降水量:
 月平均では、北太平洋中緯度で高圧部が強い。日本の南海上を中心に降水域がかかる。
 1 週目は、カムチャツカ半島付近の低圧部は強い。降水域は、日本海側と日本の東海上に広がり、日本付近は一時的に冬型の気圧配置となるみこみ。2 週目、3〜4 週目は、日本付近の等圧線の間隔は広く、低気圧と高気圧が交互に通過する見込み。降水域は日本の南海上を中心に東西に広がる。

4.最近1週間(3 月3 日〜3 月9 日)の天候の経過
 この期間、はじめ冬型の気圧配置となり、その後寒冷前線が短い周期で通過した。天気は、東北日本海側では、短い周期で変化したが、東北太平洋側では前線の影響は小さく、晴れの日が続いた。寒冷前線の通過した8日は、西よりの風が強まり、宮城県では飛散物により負傷者がでたり、車が破損するなどの災害が発生した。また鉄道の運休など交通障害が発生した。最大風速は、宮城県古川で21メートル、仙台で18.6メートル、最大瞬間風速は仙台で32.3メートルを観測した。
 平均気温は東北地方で高い。降水量は東北日本海側で少なく、東北太平洋側でかなり少ない。日照時間は東北地方でかなり多い。

 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+1.231141
日本海側+1.057148
太平洋側+1.314136
東北北部+1.149140
東北南部+1.315142
 
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