2007年仙台管区気象台発表予報

3月22日発表3ヶ月予報



 本情報は仙台管区気象台発表の3ヶ月予報内容をお知らせします.

○3月22日発表 3ヶ月予報(4月から6月までの天候見通し)

    <予想される向こう3か月の天候>

     向こう3か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。

    4月 東北地方は平年に比べ晴れの日が多いでしょう。また、おそ霜のおそれもあるでしょう。
     降水量は東北太平洋側で平年並または少ない確率がともに40%です。

    5月 東北地方は平年と同様に晴れの日が多いでしょう。また、おそ霜のおそれもあるでしょう。

    6月 東北地方は平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。また、平年同様、東北太平洋側を中心に気温の低い時期がある見込みです。

    <向こう3か月の気温、降水量の各階級の確率(%)>
    【気  温】
    [東北地方]
    3か月
    4月
    5月
    6月
    凡例:低い平年並高い
    【降 水 量】
    [東北日本海側]
    3か月
    4月
    5月
    6月
    [東北太平洋側]
    3か月
    4月
    5月
    6月
    凡例:少ない平年並多い

  1. 向こう3か月の確率予報の特徴

     気温降水量
    4 月〜6 月各階級の確率の偏りは小さい各階級の確率の偏りは小さい
    4 月各階級の確率の偏りは小さい東北日本海側では、各階級の確率の偏りは小さい
    東北太平洋側では、平年並または少ない確率がともに40%
    5 月各階級の確率の偏りは小さい各階級の確率の偏りは小さい
    6 月各階級の確率の偏りは小さい各階級の確率の偏りは小さい

  2. 数値予報(アンサンブル予報)による大気の流れの予報
    3 か月平均の500hPa 高度と偏差の予想図:
     予想図では、日本付近は北日本〜東海上で負偏差(寒気に対応)。西日本〜大陸にかけては正偏差(暖気に対応)。日本の東が気圧の谷となっている。このようなパターンのときは平均的には低気圧が発達・北上しにくく、東北地方は予報期間の前半を中心に平年に比べて晴れの日が多い見込み。

    月別の地上気圧と偏差の予想図
    4 月:日本付近は大陸にかけ正偏差(平年より気圧が高い)。本州付近は高気圧に覆われやすく、東北地方は平年に比べて晴れの日が多い。また北海道の北は負偏差(平年より気圧が低い)。一時的に冬型の気圧配置となり、寒気の影響もあり、おそ霜のおそれもある。
    5 月:地上の偏差パターンは4 月と似ている。東北地方は平年同様晴れの日が多いが、一時寒気の影響を受け、おそ霜のおそれもある。
    6 月:オホーツク海付近は平年より気圧が高い。オホーツク海高気圧が発生し、東北地方は太平洋側を中心に冷たく湿った東風の影響を受け、天気がぐずつき、気温の低い時期がある見込み。

  3. 循環場の特徴
    3 月:500hPa 高度では、東シベリアで偏西風が大きく蛇行し、ブロッキング高気圧が形成されている。このため日本付近は負偏差となり、中旬を中心に強い寒気が南下した。

  4. 最近の天候経過
    3月上旬:前半は高気圧に覆われ晴れの日が多かった。5日は低気圧が日本海の北部で発達し、南から暖かい空気が入り最高気温が平年を10℃近く上回る高温となった。後半は、冬型の気圧配置となり東北日本海側は雪で東北太平洋側は晴れの日が多かった。
     平均気温は東北地方でかなり高い。降水量は東北地方で少ない。日照時間は東北北部で平年並、東北南部で少ない。

    3月中旬:冬型の気圧配置が続き、強い寒気が次々に南下した。東北日本海側は雪の日が多く、大雪となる日もあった。東北太平洋側は沿岸部を中心に晴れの日が多かった。
     平均気温は東北日本海側でかなり低く、東北太平洋側で低い。降水量は東北日本海側でかなり多く、東北太平洋側で少ない。日照時間は東北日本海側でかなり少なく、東北太平洋側で平年並。

  5. 太平洋赤道域の海水温等の状況、及びエルニーニョ現象等の今後の見通し
    エルニーニョ監視速報(No.174)より抜粋(http://www.jma.go.jp/
    ・太平洋赤道域の海面水温は、西部で正偏差が顕著だったが、中部から東部にかけての正偏差は1 月から2 月にかけて急速に弱まり、一部に負偏差も見られた。海洋表層(海面から深度数百mまでの領域)の水温では、中部から東部にかけて顕著な負偏差が見られた。今回のエルニーニョ現象は終息したと見られる。
    ・エルニーニョ監視海域の海面水温は予測期間中、基準値に近いか、基準値よりやや低い値で推移すると予測され、今後、ラニーニャ現象に向かうと考えられる。

    エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の先月までの推移と今後の予測

 
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