東北農業試験場
水稲冷害研究チーム通信
No.20
1997年3月5日
平成6年度作柄の特徴

2.冷害危険度地帯別にみた作柄の推移
2)冷害危険度地帯別にみた平成5〜8年作柄の特徴
(2) 平成6年:梅雨明け後の高温・多照による豊作、一方では高温障害が多発
収量は太平洋側を中心にかなり増加した。作柄指標でみると、危険度の高い地帯6と8は130%台で約2俵、ついで地帯1、4と7は110%台で約1俵、地帯2、3と5は100%台で約半俵、それぞれ増収した。なお、作柄指標が100%を割った宮城県亘理町は集中豪雨による洪水被害の影響を受けた。
このように、冷害危険度の高い地帯ほど、異常高温・多照によって大きく増収した年であり、作柄の不安定性が平成5と6年で極端に現れた。一方では、一部品種の1等米比率が極端に下がり、高温による品質の劣化が著しい年でもあった。
平成6年の冷害危険度地帯別作柄
| 危険度地帯区分 | 収量増減 | 作柄指標 |
| 1 | 81 | 118 |
| 2 | 39 | 107 |
| 3 | 44 | 108 |
| 4 | 77 | 116 |
| 5 | 47 | 108 |
| 6 | 115 | 131 |
| 7 | 69 | 114 |
| 8 | 139 | 137 |
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