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◎ 刈取適期が早まるので、刈遅れないよう準備を進めよう!
◎ 胴割粒の発生防止に向け、無理のない刈取り・乾燥調製に努めよう! ◎ ほ場毎の籾の黄化程度をよくみて、適期刈取に努めよう! 1 刈取適期の予測 (1)刈取適期の目安となる積算気温960℃到達日は、最も早い深浦と三戸で9月10日頃と予想される。津軽西北・津軽中央・南部平野内陸地帯で9月11日〜9月13日頃、津軽半島中部・南部平野地帯及び下北半島の一部で9月13日〜9月15日頃、津軽半島北部・南部北東地帯及び下北半島は9月15日〜9月19日頃と予想される。 (2)本年は、出穂が1週間程度早まり、出穂後の気温が高めに経過していることから、刈遅れとならないよう、水管理や刈取りの準備を行う。刈取りは、ほ場毎の籾の黄化程度を見極めて、適期刈取に努める。 2 収穫作業の準備 (1)コンバインや乾燥・調製施設などの掃除・点検・整備や試運転は早めに実施する。 (2)ほ場内の排水溝設置や排水路の整備を行い、降雨に左右されず適期内に収穫作業ができるようにする。 3 刈取り (1)刈取適期(刈取始め)の判定方法は、出穂後日数や出穂後積算気温がおよその目安となるが、籾数の多少や稔実状況によっても刈取適期が異なるので、ほ場毎に籾の黄化程度を観察するとともに部分刈りを行い、青未熟粒の混入割合を調査して判定する。 また、補助的な目安として枝梗の黄化程度、籾水分等を考慮し総合的に判断する。 (3)一方、刈取りが遅れると、胴割粒・茶米粒・奇形粒等の被害粒が増加して品質が低下し、その程度は、遅くなるほど強まるので、部分刈りなどで刈取時期の判断に努める。 4 乾燥 (1)登熟ムラによる高水分籾や未熟な籾の混入が多い場合は、籾水分18%程度で一旦乾燥を中断し、最低5時間以上貯留してから仕上げ乾燥を行う二段乾燥など、水分ムラに配慮した乾燥に努める。 (2)乾燥中の籾水分は、乾燥機による自動測定だけでなく手持ちの水分計も併用して正確に測定し、玄米水分15.0%を目標に仕上げる。 (5)過乾燥は、胴割粒の発生などによる品質や食味の低下の原因になるので注意する。 5 調製 (1)籾ずりは、穀温が高い状態で行うと肌ずれ米の発生が多くなるので、常温まで下がったのを確認してから行う。 (2)米選機の網目は1.9mmを使用し、適正な流量を守り、整粒歩合80%以上を目標に調製する。 ※詳細は、稲作生産情報 第7号をご覧ください。 ●次回の稲作生産情報の発行予定は3月4日です。 |
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○ 刈り遅れは品質低下の原因となるので、速やかに刈り取りを済ませる。 ○ 作業は計画的にすすめ、農作業安全に心掛ける。 ○ 水口や生育の遅れている部分は刈り分け、倒伏した圃場では慎重な収穫作業(適切な作業速度、刈り分けによる品質確保等)を行う。 ※詳細は、農作物技術情報 第6号をご覧ください。 ●次回の農作物技術情報の発行予定は10月28日です。 |
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○ 高温障害に備え,出穂期の水管理(水を切らさない) ○ 斑点米カメムシ類の適期防除 ○ 止葉・次葉の葉いもち発生に注意 ○ 穂いもちの適期防除 ○ 落水時期は出穂後25日以降を目安に ※詳細は、農作物技術情報 第5号をご覧ください。 ●次回の農作物技術情報の発行予定は9月9日です。 |
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刈り取り適期は早まる見込み
− 必要に応じて斑点米カメムシ類の追加防除を− − 刈り取りはほ場ごとに籾の黄化度9 0 % で− 当面の技術対策(8月下旬〜10月上旬) (1)登熟歩合の向上を図る水管理 (2) 適期刈り取りの実施 出穂後の日平均気温の積算値では、早生種は950〜1,050℃、中晩生種は1,050〜1,150℃が刈り取り適期の目安となる。定点調査ほの出穂期とアメダスデータの積算気温により予測される各地域別の刈り取り適期の目安(品種:あきたこまち)は、8月23日以降が平年の気温で経過した場合、鹿角で9月13〜19日、鷹巣で9月8〜13日、能代で9月9〜14日、秋田で9月6〜11日、本荘で9月10〜15日、大曲で9月12〜17日、横手で9月11〜16日、湯沢で9月12〜18日と予想される。 なお、個々のほ場毎に条件が異なることから、刈り取り時期の決定は、最終的に各ほ場のの黄化度90%で判断する。 (3) 斑点米カメムシ類防除 8月下旬の水田内すくい取りで斑点米カメムシ類が確認されるほ場、水田内にホタルイ類等のカヤツリグサ科雑草やノビエが多いほ場、イネ科植物が主体の牧草地や休耕田等の雑草地に隣接しているほ場では、出穂期24日後頃(1回目防除の14日後頃)に茎葉散布剤(キラップ剤:収穫14日前まで、スタークル・アルバリン剤:収穫7日前まで)を畦畔を含めて散布する。 防除適期を逸した場合でも、収穫前日数に注意しながら追加防除を実施する。 (4) 台風による被害対策 (5) 農作業計画の留意事項 (6) コンバイン収穫の留意点 (7) 高品位米に仕上げるための乾燥・調製 (8) 農作業事故の防止 (9) 農薬の飛散防止と安全使用の徹底 (10) 稲わら等の有効活用の推進 ※詳細は、作況ニュース 第7号をご覧ください。 ●次回の作況ニュースの発行予定は12月22日です。 |
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山形県全体の出穂始期は7月31日、出穂盛期は8月4日で平年より4日早まった。平坦部「はえぬき」の穂数は平年より少なく、一穂籾数は平年より多く、u当たり籾数はほぼ平年並となっている。 登熟期間が高温で経過しており、胴割粒や白未熟粒の発生が懸念される。 このため、根の活力を維持する間断かん水を励行し、登熟を高める水管理を徹底するとともに、適期刈取りと適正な乾燥調製により高品位米の安定生産を図る。特に、今年の刈取り適期は、平年より1週間程度早まる見込みとなっており、刈り遅れには十分注意する。 1 登熟を高める水管理 (1)水管理の徹底 出穂後30日頃までは玄米肥大が旺盛な時期であり、間断かん水や飽水管理をきめ細かに行い、根の活力維持を図る。 (2)早期落水の防止 落水時期の目安は、普通田で出穂後30日、排水不良田で25日、砂質系で保水の劣る田では35日程度であるが、9月以降も気温が高い見込みとなっており、落水時期はできる限り遅らせ、平坦部「はえぬき」で、少なくとも9月5日頃までは用水を確保し、早期落水は行わない。 3 適期刈取りの推進 刈取りの適期は、出穂後の積算平均気温を目安に、枝梗の黄化、青籾歩合、籾水分、倒伏程度などを加味して総合的に判断する。本年は出穂期が平年より4日程度早まっており、uあたり籾数はほぼ平年並となっているが、出穂期やuあたり籾数の違いから、圃場毎の刈り取り適期に違いが見られる可能性が大きく、登熟状況に十分注意するとともに、計画的に刈取作業を進める。 出穂後の積算気温から刈取り適期を判断する場合、「はえぬき」は950〜1,200℃(但し、出穂後30日間の日平均気温が25℃以上の場合は、900℃〜1,150℃)、「あきたこまち」は950〜1,100℃、「ひとめぼれ」は950〜1,100℃、「コシヒカリ」は1,000〜1,200℃、「ササニシキ」は950〜1,100℃を目安とする。また、刈取り始めの青籾歩合は、「はえぬき」と「ササニシキ」は20%、「あきたこまち」と「ひとめぼれ」、「コシヒカリ」は15%を目安とする。 4 適正な乾燥・調製 乾燥時は張り込み籾の性状や青籾の割合、張り込み量等を十分把握の上、水分測定を確実に行い、適正な送風温度で乾燥を行う。仕上がり玄米水分は15%になるようにし、過乾燥にならないように注意する。特に、本年は出穂後の気温がかなり高く経過しており、胴割米の発生が懸念されるため、急激な乾燥を避ける。 籾ずりは、籾を十分放冷し、適正水分であることを確認してから行う。脱ぷ率80〜85%を目安に、必ず「試しずり」を行う。「試しずり」で肌ずれや砕粒、胴割れの発生、アラ混入等がないことを確認してから連続作業に入る。 選別は、1.90o網目(LL)の使用を基本とし、整粒歩合の向上を図る。 ※詳細は、やまがたアグリネットをご覧ください。 |
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【水稲の適期刈取】 1 成熟期の予想 本年は水稲の出穂期が早まりましたが、8月に入り出穂後も記録的な高温に経過し、刈取適期はさらに早まると予想されます。なお、福島県農業総合センターにおける成熟期(刈取適期)は、平年より7〜13日早まると予想されています。刈り遅れは胴割粒や着色粒の発生要因となります。適期刈取と適正な乾燥調製につとめ、高品質な玄米に仕上げましょう。 2 刈取適期の判断(籾の黄化状況からみた刈取適期) 高温で経過した場合、積算気温による刈取適期は予想より早まる傾向がありますので、積算気温を併せて、籾の黄化状況を確認のうえ刈取適期を判断してください。 平均的な株から中位の穂を選び籾の黄化率を観察した場合、80〜90%が黄化している時期が刈取適期と判断されます。 ※詳細は、農業技術情報 第11号をご覧ください。 |