|
出穂始まる。 天候に合わせた水管理と、穂いもちや斑点米カメムシ類の 適期防除で、食味・品質の優れた米を生産しよう。 ○出穂・開花期(出穂後10日間)は、最も水を必要とするので、5〜6pのやや深水に管理し、高温の場合は、ときどき水の入れ替えを行う。 ○開花・受精には、平均気温20℃以上が必要なので、低温(平均気温20℃以下)が予想される日には、10cm程度の深水とし、養水分の吸収を助け、開花・受精に支障のないようにする。 ○登熟期は2〜3p程度の浅水とし、中干しが不十分だった水田や湿田などでは、土壌に軽く亀裂が入る程度の間断かんがいを行い、根の老化を防止する。なお、低温(最低気温15℃以下)が予想される日には、10cm程度の深水にする。 ○落水時期が早すぎると、玄米の肥大生長が抑えられ、収量や食味・品質の低下を招くので、湿田では出穂後20〜25日、乾田では出穂後30〜35日を目安に落水する。 ○登熟が遅れている場合は、落水をできるだけ遅くし、穂の熟色や稔実程度を観察しながら徐々に落水する。 |
|
県内の水稲は平年並に出穂期を迎え、出穂後はやや高温に経過していることから、刈り取り時期は平年よりやや早くなる予想です。 登熟を低下させないための水管理を行うとともに、適期刈り取りに向けた準備を進めましょう。 ■ 登熟を低下させない水管理 落水の目安:排水が悪く地下水位が高い水田(出穂後30日〜35日) 排水の良い水田(出穂後35日〜40日) ■ 適期刈り取りの励行 刈取適期の判定は黄化籾率で80〜90%を目安。 |
|
これからの栽培管理の要点 ○穂いもちの適期防除 ○斑点米カメムシ類の適期防除 ○登熟初期に高温の時は、用水のかけ流し ○落水時期は出穂後25日以降を目安に |
|
適期刈り取りで高品質米生産を − 登熟を促す水管理− − 刈り取り時期の目安は積算気温で− − 刈り取りは圃場ごとに籾の黄化度90%で− ○登熟を促す水管理 間断かん水を徹底し、土壌水分を保持しながら稲体の活力を維持する。特に、開花後25日までは米粒は肥大するので、土壌水分が不足しないよう注意する。落水時期は、機械収穫時の地耐力や水利を考慮して出穂後30日を目途とし、刈り取り適期がやや遅れる場合は、出穂後30日より遅くする。 ○刈り取り時期の目安は積算気温で 積算気温による刈り取り時期の目安あきたこまちの刈り取り適期は通常は出穂後の積算気温で950℃〜1050℃を目安とする。各地域の刈り取り適期の目安は、8月23日以降平年の気象で経過した場合、鹿角で9月19日、鷹巣で9月13日、能代で9月13日、秋田で9月9日、本荘で9月15日、大曲で9月13日、横手で9月12日、湯沢で9月16日と予想される。 ○刈り取りは圃場ごとに籾の黄化度90%で 刈り取り適期は最終的に各圃場の籾の黄化程度90%で判断する。 |
|
○出穂までは、間断かん水を行い根の活力を維持する。 ○出穂期は、水稲にとって最も水を必要とする時期である。 ○フェーン現象による高温、台風などが予想される場合は、湛水して稲体を保護する。 ○地域全体で計画的な配水を行い、早期落水を防止する。落水時期の目安は、出穂後30日頃である。 ○7月14日付けで、斑点米カメムシ類の注意報が出されている。薬剤防除は、穂揃期と穂揃期7〜10日後の2回防除を基本とする。すくい取り調査で発生が多いところや、過去に斑点米の発生が多いところでは、穂ばらみ後期と基本防除2回目後7〜10日の追加防除を検討実施し、発生密度低下を図る。 ○穂いもちの薬剤防除は、穂孕後期と穂揃期の2回防除を基本とする。 ○2)カントリーエレベーターやライスセンターの共同利用施設においては、刈取り適期内に処理できるよう、余裕を持った運行計画の作成と荷受け体制の準備を行う。 過去の技術情報
reigai@ml.affrc.go.jp |